2012年02月09日
ゴールデンバインド(金縛)
もう行く事のできない自分の部屋
何故か全てがモノクローム
部屋の真ん中で佇んでいると
収納の扉が独りでに開いた
そこには白装束で髪の長い女が
手招きをしていた
突然の事で驚き
とてつもなく怖くて
叫ぼうとしたけど
声が出ない
身体中から冷たい汗が吹き出ている
縺れる足を何とか動かし部屋を出る
部屋のドアを開け廊下に出ると
そこには
今までの人生で関わってきた人達がずらりと並び
冷たい目、軽蔑の目、怒りの目で
僕を見ていた
そんな中
1人だけ笑顔の人がいた
僕は慌てて駆け寄り助けを求めた
「助けてくれ!あの部屋には得体のしれない…」
僕が喋り終わらないうちに
「帰れ!!!」
「あの部屋に帰れ!!!」
怒号が飛んだ
笑顔は消え、鬼の形相になっていた
あまりの出来事に驚きと恐怖を感じ
僕は叫ぼうとした
やはり声は出ない
かわりに後ろの方から
「ゔぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぁぁぁあ!!」
この世の物とは思えない呻き声が響いてきた
さっきの白装束の女だった
少しづつ僕に近づいてくる
逃げようとした途端
周りの人達に腕や足を掴まれた
何故…?
僕は泣いていた
身体はまるで動かない
少しづつ
ゆっくりと女は近づいてきた
呻き声も大きくなってきた
もう少しで身体を掴まれるというところで
目が覚めた
呻き声は自分の呻き声だった
ひどい寝汗と
涙で顔がぐしゃぐしゃだった
以上
30分前の出来事
書いてて怖くなってきたので
画像は萌え系にしておく( ;´Д`)
最近こんな夢ばっか…
Posted by 下腹 太 at 01:39│Comments(0)
│徒然